からしだね日記

自分再発見

ぶどう農家

雨ですね…どうもカラシマです。

息子と将来何になりたいのかという話になった時、私にも、お母さん何になりたいの?と話をふってくるのですが、私はきまって ‘’ぶどう農家‘’、と答えています。

というのも、ただただ実家がぶどう農家をしているからです。

両親がぶどうを作り始めて40年。幼少期、気づけばぶどう畑の下でよく寝かされていました。当時作っていたぶどうは、‘’ヒロハンブルグ‘’ と言って、種は多いし剥きにくい、実が少ないぶどうで、私はそんなぶどうが嫌いでした。

私にとってぶどうが美味しい、愛おしいと感じるようになったのは30歳過ぎてからでしょうか。仕事を辞め、結婚し、産まれた長男と実家に帰省して初めて気づいたぶどうの素晴らしさ。
それまでぶどうについてほとんど見向きもしなかった自分に後悔さえしています。もっと早く気づいていれば…。

残念ながら、わけあって今の環境からすぐに実家のぶどう畑を継ぐことはできませんが(私は直ぐにでもしたいのですが)、小規模ながら両親が築いてくれたぶどう畑を、いつか必ず自分が引き継ぎたいと願う日々です。

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