からしだね日記

自分再発見

新聞の記事

 

おはようございます。カラシマです。

蝉の音が、いいんだか悪いんだか目覚ましになっています。私は蝉の音、嫌いじゃないんですけどね。季節を感じさせるもの、好きです。

 

子供が夏休みに入ってから、朝、新聞をゆっくり読む機会が出来たので、自分の読みやすいところを選んで、40分くらいかけて読むのですが、昨日の記事で、元陸上選手の為末さんが、実に興味深いことを書いてありました。

f:id:taneko419:20150731072252j:plain

空気が人間の行動を支配しているというのが印象的な言葉で、実際私自身も、その場の空気に染まりやすいので、何度染まったことか分からないし、今は主婦をしているので空気に染まるという機会も少ないがですが、仕事をしていたらそうはいかないと思います。

 

為末さんは広島県出身で、小学生の時に”原爆はよくない”と書かないといけない場面があり、でも、なぜよくなかったのかもっと考えたかったと記しています。

なぜ・・と自分自身で深く考え、判断することによって、何かの空気に染まろうとする時、ストップをかけられる人間に成長すると締めくくっています。

私自身を振り返ってみると、”なぜ”と疑問を持つ機会が少ない子供だったと思います。学生時代、数学の方程式は丸暗記、なぜその方程式ができあがったのかを疑問に持たない。深く追求するまもなく過ぎ去っていった青春時代・・・

本嫌いも原因にあるのかもしれないです。

 

なので今、子供たちに注意するときに、よく”やめなさい”という言葉を使うのですが、なぜやめないといけないかを説明しないままになったり、子供に”何で○○はこうなるの?”、と聞かれるのだけど、上手く説明出来ないと、さらりと流してしまっりたり・・・。

 

せっかくの時間、子供とのコミュニケーションを通じて、”なぜ”に答えていけたら思います。それは自分の苦手意識の克服でもありますし、子供から”なぜ”と問いかけてくれる今がチャンスだと感じています。時間は掛かるでしょうけど。

 

40歳目前、もともと活字が苦手な人間が、こうやって少しづつ活字に慣れ初めているので、苦手意識を克服できることを信じています。